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カスドース

和菓子カテゴリなのにカステラ?と思った人も多いのでは。
 
カステラは洋菓子か、和菓子か、ちょっと考え込んでしまいそうですが、全国和菓子協会によれば、カステラは和菓子、それも生菓子に分類されるようです。
 
焼いているのに生菓子?とこれまた混乱しそうですが、生菓子はさらに餅物、蒸し物、焼き物などに分類され、焼き物は平なべ物、オーブン物に別れます。
 
カステラや栗まんじゅうはオーブン物で、どら焼きや桜餅は平なべ物なのだそうです。
 
また、全国菓子工業組合連合会(全菓連)の「お菓子何でも情報館」によると、一般的には、和菓子は明治以前の我が国独自のお菓子、奈良・平安時代に中国の唐から渡来してきたお菓子、安土・桃山時代に南蛮等より渡来して定着、育てられた菓子類、洋菓子は明治維新以降西欧文化とともに、導入され普及した菓子類のことだそうです。
 
ただ、こうした分類も厳密なものではないので、カステラなどは、あるときは和菓子、あるときは洋菓子として分けられるようです。
 
当サイトでは全国和菓子協会にそって、カステラを和菓子としてご紹介します。
 
和菓子屋さんではカステラがあるけど、ケーキ屋ではカステラは置いていませんものね。
 
ということで前置きが長くなりましたが、「カスドース」です。
 
これはカステラに卵黄を染み込ませ、糖蜜で揚げたお菓子。
 
400年前から長崎に伝わる南蛮銘菓です。
 
長崎といえばカステラが有名ですが、一説にはこのカスドースのほうが早く伝来していたとか。
 
当時は殿様だけが食べられる「幻の菓子」と呼ばれたカスドース。
 
明治から昭和にかけては皇室献上銘菓にもなったそうです。
 
ここでご紹介するカスドースは、九州最古の老舗「平戸蔦屋」が作る元祖カスドース。
 
カスドース専用のカステラを焼き上げるところから始まり、焼きあがったカステラは丁寧に手切りでカット。
 
卵黄をたっぷりとくぐらせ、沸騰した糖蜜で揚げて卵黄に火を通したあと、グラニュー糖をまぶします。
 
焼きあがったあとも、2日の手間をかけて作られるカスドース。
 
煎茶や抹茶はもちろん、コーヒーやカフェオレともよくあう上品な銘菓です。
 
 
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